育てやすくカワイイ「ミニ野菜」人気 (読売新聞)

YOMIURI ONLINE(読売新聞)2010年4月23日
http://www.yomiuri.co.jp/gourmet/news/cooking/20100423-OYT8T00221.htm?from=navlk

家庭菜園を楽しむ人に、一般的な野菜よりも小さいサイズで成熟する「ミニ野菜」が人気だ。


手軽に栽培できる品種が多く、初心者にも向いているという。


ミカンよりも小さいパプリカ、鉛筆サイズのニンジン――。種苗会社「サカタのタネ」(横浜市)では、大根や白菜、キュウリ、タマネギなど25品目、76品種のミニ野菜の種を販売している。交配でつくりあげた新しい品種だ。


同社広報宣伝部の淡野一郎さんによると、一般家庭を対象にしたミニ野菜の種の売り上げが、ここ数年増え続けている。2008年6月から09年5月までの売り上げは、2年前の同時期より36%増加した。この時期は、手のひらサイズのチンゲンサイミニトマト、ミニカボチャなどが人気。1袋数百円で購入できるものも多いという。


淡野さんは「ミニ野菜は、見た目もかわいいし、何よりも育てやすいのが魅力。一般的な大きさの野菜と比べて7、8割の期間で収穫できるものもある。栽培期間が短いと、害虫がつきにくく、病気にもなりにくい」と話す。味は、普通の大きさの品種と変わらないという。


同じく種苗会社の「タキイ種苗」(京都市)でも、ミニ野菜の種の売り上げは増えている。同社広報出版部の奥本和夫さんは「ミニ野菜なら、栽培するのに場所をとらず、ベランダのプランターで栽培できる品種も多い」と話す。


また、スーパーの野菜売り場でも、アスパラガスやキャベツなど様々なミニ野菜が登場するようになった。


奥本さんは、「ミニ野菜は、使い切れて無駄にならないことなどから、一人暮らしや少人数の家庭を中心に、人気が高まっている」と話している。
(2010年4月23日 読売新聞)

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ミニ野菜&ベビー野菜|商品総合案内サイト|サカタのタネ
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