「ぎんざ泥武士」じっくりと噛みしめて味わいたい!ビーガンでなくても体が喜ぶ野菜の滋味


銀座OnLine(オンライン) 2010年5月26日
http://ginza.aonline.jp/c22_lunch2_p2/20100526post-234.html

オーガニックでヘルシーなお料理がいただけるレストラン「ぎんざ泥武士」では、完全菜食の人でもいただけるランチメニュー「ビーガンランチ」2,620円をスタート。小皿を盛り合わせたおかずをはじめ、全てが植物性の材料で作られている。和風や洋風、中華など、多彩な味付けで料理されたおかずは、ちょうどいいサイズでバランスがいい。また、野菜の旨みが溶け出した味噌汁は、マイルドで奥深く、体のすみずみまで浄化されそうな味だ。一日10食限定。



“ビーガン”という言葉を聞いたことがあるだろうか? ベジタリアンの定義のひとつで、完全菜食を主義とする人々のことだ。肉や魚はもちろんのこと、乳製品や蜂蜜なども摂らない。この“ビーガン”をコンセプトにしたランチをスタートしたのが、「ファンケル銀座スクエア」内のレストラン「ぎんざ泥武士」。もともと、オーガニックやナチュラルに徹底的にこだわっている同店は、特にその野菜の美味しさで銀座OLの間でも評判が高い。その名も「ビーガンランチ」は、文字通りビーガン対応のメニュー。評判の野菜と植物性の材料のみでつくられている。


野菜のみと聞くと、ボリュームが気になる読者もいるかもしれないけれど、「ビーガンランチ」は心配無用! スターターの酵素ジュース、サラダ、野菜のおかず7品+ミニデザート、酵素玄米、味噌汁で構成されている。使われる野菜はその時々で変わるが、このランチでは多品目の野菜がいただけるのだ。取材時の酵素ジュースは、小松菜とにんじん。こぶりのグラスがテーブルに置かれた瞬間から、野菜の濃い香りがぐっと鼻孔を刺激する。小松菜の風味を、さわやかなにんじんの甘みが包んで、とても飲みやすい! これひとつで、胃がすっきりしてくる。パリっとした葉野菜のサラダにかかっているドレッシングは、ローストされたタマネギが香ばしい。続いて運ばれてくる野菜のプレートを見て、声を上げない人はいないだろう。小皿に盛られた野菜のおかずは、色とりどりでなんとも華やか。野菜のトマト煮込みには、大豆を原料にしたソイチーズを粉チーズがわりにかけてくれたり、酢豚風の一皿にはソイミートが使われていたりと、味や食感、香りが様々で、全く食べ飽きない。また、特筆すべきは野菜たち!消化には 一口30回以上噛むのがいいとされているが、噛めば噛むほど甘みや香りが強くなっていくのだ。肉や魚は、噛んでいるうちに味がしなくなってくる、とは、記者の友人であるベジタリアンの言葉だが、野菜の美味しさと深さに開眼することは間違いない。デトックス作用があるという小豆が炊き込まれた酵素玄米も、噛めば噛むほど酵素がよく働くのだそう。素材の味を生かしたおかず達は、酵素玄米にもよく合う。


デザートを食べ終わる頃には、野菜だけとはとても思えない満足感に驚くはず。そして、同じく胃がすっきりとしていることにも…。ちなみに、記者はこのランチをいただいた日は夜になるまで間食がいらず、すっきりとお腹がすいた。ベジタリアンに興味がある人はもちろん、不摂生が続いた体のリセットや、美味しい野菜を思い切り食べたい日に活用したいランチだ。(2010年5月26日)


ジャンル:野菜料理
価格:2,620円
ランチタイム(平日):11:00〜16:30LO


ぎんざ泥武士
中央区銀座5-8-16
ファンケル銀座スクエア8・9F

TEL : 03-5537-3970
WEB : http://www.dorobushi.com/ginza/index.html
【営業時間】 11:00〜16:30LO、17:30〜21:30LO・〜20:30LO(日・祝)
【定休日】
【アクセス】 東京メトロ 銀座駅より徒歩2分