丸紅、植物工場販売事業への参入を材料視、アジアでの販売や中東諸国からの引き合いも (モーニングスター)


モーニングスター 株式NEWS 2009/12/03
http://www.morningstar.co.jp/portal/RncNewsDetailAction.do?rncCode=NEWS&contentsType=&rncNo=161314
丸紅 <8002> は2日に、有機人工土壌を用いた植物工場販売事業に参入すると発表。市場では、「外国人投資家が8月21日以来となる1800万株以上買い越した」(大手証券)ことも追い風となった。

植物工場は、空きビルや倉庫などといった閉鎖空間に人工照明付きの多段式栽培棚を設置。肥料や水分の保持力に優れた軽量の有機人工土壌「ヴェルデナイト」と土壌菌を活用することで、季節を問わず、無農薬・有機肥料のみで野菜を促進栽培できるシステム。


同社では「国内では遊休施設を保有する企業やビルオーナー、食品加工会社、外食産業向けに、また、海外ではシンガポールなど農地確保困難な国での安定生産拠点として販売を計画。すでに水資源の乏しい中東諸国からの具体的引き合いも受けており、初年度1億円、5年後40億円の販売を目指す」(機能化学品部大阪機能化学品課)と。


3日終値は19円高の483円。


提供:モーニングスター