ぐるなびが「生産者の顔が見えるこだわりメニュー」開始(MSN産経ニュース)


MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/release/foods/100723/fds1007231030003-n1.htm

飲食店情報検索サイト「ぐるなび」を運営する株式会社ぐるなび(東京都千代田区代表取締役社長・久保征一郎)は、加盟飲食店が使用するこだわり食材の生産者を紹介したページ「生産者の顔が見えるこだわりメニュー」を7月12日から展開している。


「生産者の顔が見えるこだわりメニュー」は、食材の生産者を紹介し、自ら育てた食材について、そのこだわりや想いを語ってもらう新コンテンツ。


食の安心・安全、流通経路などが問題になる中、消費者にとって、自分が口にする食材が、どこで作られ、誰がどんな方法で、どんな想いを込めて育てられたものなのかはとても気になる情報だ。


同社が2009年4月に実施したユーザーアンケートによると、飲食店のメニューページで伝えてほしいことの第1位は「食材の生産地」だった。さらに第5位には「生産者」がランクインしていたという。


ぐるなびサイト内に新設されたこだわりメニューページでは、各飲食店の情報ページから、こだわり料理に使われている食材の生産地と生産者の顔が見える情報ページへの相互リンクが貼られ、食材情報の充実が図られている。


ぐるなびでは、これまでにも東京の料理人を生産地に連れて行く食材探しツアーや、東京で地方の特産物をPRする場を設けるなど、生産者と料理人をつなぐ取り組みを実施してきた。


同社は「今後も食材や生産地、生産者の情報を積極的に掲出し、食べる人、作る人、そして生産者が出会える場を提供していきたい」としている。


★こだわり食材の生産者を紹介したページ「生産者の顔が見えるこだわりメニュー」
 http://gnavi.co.jp/kodawari_food/

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産地・生産者・食材からレストランを選べる時代に!? ぐるなびが投入した「こだわり食材コーナー」の便利度(ダイヤモンド・オンライン)


ダイヤモンド・オンライン 2010年7月16日  
http://diamond.jp/articles/-/8775

あなたが今からレストランの予約をするとする。「さて、どこにしようか? 今回は×××だから……」と目的(利用シーン)を踏まえつつ、自然と場所(エリア)、予算、料理ジャンルのバランスで考えているのではないだろうか? あるいは、「今日は美味しいパスタが食べたいなぁ」と具体的な料理が浮かぶようなら、「パスタならあの店がいいかな?」と料理からお店を選ぶかもしれない。


具体的なお店が浮かばないときには、インターネット上であれこれ検索してみる読者も多いはず。そんな時でもやはり、目的に応じた場所と予算、ジャンルで検索して絞り込んでいくのが普通ではないだろうか? 行きつけの店でもない限り、予約後にサイトからクーポンをプリントアウトして使うことも、今では一般的な消費者行動だ。


ならば、料理ではなく、食材・産地・生産者からお店を選べるとしたらどうだろう。たしかに、鴨料理専門店、鮎料理専門店など、特定の種類の食材、さらには産地にもこだわった食材を専門的に提供するお店は存在する。が、「鹿児島のだれそれさんが育てた黒豚ならこんなお店で使っています」とか、「高知のあの人が一本釣りしてきた鰹ならこれらのお店が仕入れています」といった具合にナビゲートされるとしたら、より愉しく、しかも安心して選べるのではないだろうか?


大手スーパーや外食チェーンなどではすでに「顔の見える食材」は定着してきた感があるが、そんなトレンドのなかで、今週、インターネットを使ったお店選びの世界に、「顔が見える食材」をウリにしたコーナーが現れた。「ぐるなび」による「生産者の顔が見えるこだわり!食材」がそれ。

ぐるなび」と言えば、インターネット黎明期の1996年から飲食店検索サイトとして運営されており、飲食店検索をしたことがある者ならだれもが知っていると言ってもいい老舗サイトである。運営会社の株式会社ぐるなびは、2005年4月にヘラクレスに、2008年12月には東証第一部にも上場を果たしている。


その「ぐるなび」が今週初めに、満を持して投入したのが「生産者の顔が見えるこだわり!食材」コーナーというわけ。同社が昨年4月に実施したユーザーアンケートによると、「飲食店のメニューページで伝えてほしいこと」の第1位は「食材の生産地」、そして第5位は「生産者」だったそうだ。毒入りギョウザだのカビの生えた米だの、ウナギの産地偽装などが世間を騒がせてきたなか、食の安心・安全、トレーサビリティに消費者が強い関心を持つようになった証左であり、その消費者意識に応えた恰好だ。


ぐるなび」はこれまでにも、 東京の料理人を生産地に連れて行く「食材探しツアー」を催したり、東京で地方の特産物をPRする場を設けるなど、生産者と料理人の橋渡しに取り組んできている。


しかしながら、登録されている生産者・食材はまだまだ少ない。そこで「ぐるなび」では、「こだわりの“ご当地グルメ”キャンペーン」と銘打って、「あなたがオススメしたい“ご当地グルメ”を大募集」している。ご当地食材に一家言ある読者は募集ページをご覧あれ。(吉田克己


関連サイト(1):生産者の顔が見える!こだわりの食材 http://gnavi.co.jp/kodawari_food/
関連サイト(2):こだわりの“ご当地グルメ”キャンペーン http://present.gnavi.co.jp/campaign_site/kodawari2010/